おいしいコロッケ

活きたオタク雑記

10周年に寄せたポエム

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これは本文とは一切関係のないヘヴみを感じる写真

 

私はいま困っている。

 

この気持ちをどう表現したらいいのかわからない。いや、これまでもそうだった。かれこれうたプリとの付き合いは7年ほどであるが、うたプリのどこが好きなの?と聞かれても「曲がいい。そして顔がいい。愛しているんだ。それ以上に理由はない。」くらいのことしか言えなかった。もっとうたプリの話がしたいのに、大体引かれるのでこれ以上相手は何も聞いてこない。7年も好きでいるのに、これしか言えないなんて。なので今あらためてこの長文を書くという行為に自分を縛り付けることで、うたプリが好きであるという気持ちに真正面から向き合っている。そうせずにはいられないのだ。

 

愛に理由はないとは言うけれど。これは今思いついたことだけど、きっとこれまでの過程と未来を見ているから愛しているのだと思う。

 

こんなにも誰かの人生の物語に夢中になるのは初めてだった。なんでだろうと考えた時に、まず思うのは「彼らの音楽がめちゃくちゃイイ」ということに尽きる。好きになった当初に聞いた『月明かりのDEAREST』は、こんなにもオシャレでポップなものがこの世にあるのかと衝撃を受けた。

 

そしてアイドルである彼らが音楽という表現をとても愛しているところが好きだ。音楽を愛する彼らが音楽を通して愛を歌い、音楽を愛する私が彼らの音楽を通して愛を受け取る。しかもその音楽が作られるプロセスまで割と詳しく知ることができちゃうのだ。そんなことある?

 

彼らの成長とともに創られた音楽を聞くことで、何度も何度も彼らの人生や感情に思いを馳せる。ときにそれは共感や感動を覚えたり、純粋に美しいと思ったりかっこいいと思ったり可愛いと思ったりする。ますます彼らのことが好きになる。ずっとこれを繰り返してきた。彼らのテーマは最初から「LOVE&MUSIC」で、ずっとずっと変わらない。この一貫したテーマこそ、私がうたプリが好きである大きな理由のひとつだ。

 

でもずっと不安だった。こんなにも長く続いて、流行り廃りがあって、いつかうたプリが終わってしまうんではないかという気持ちが常にあった。造り手の方々は「次にも期待していてください」と言ってくれていたけれど、その言葉の力は一時的な効果しかなくて、すぐにうたプリを失う恐怖の感情に襲われ、少しずつ心が離れていった。嫌いになることは絶対になかった。ただ、怖かった。

 

昨年の6月14日、その気持ちは払拭された。自分が一番大好きな彼らの、ずっとずっと見たかった姿がそこにあって、すべてが期待以上だった。全部よかった。ステージ上のひとつひとつが前向きな気持ちを呼び起こし、よくわからなくなってめちゃくちゃ泣いた。夢みたいで信じられなくて、何度も何度も劇場に足を運んだ。

 

回数を重ねる中で、もしかしたら私は彼らへのこれまでに対する気持ちを精算したかったのかもしれない。彼らの言葉はもちろん、造り手の言葉を信じられなかった自分を悔いていたりもした。でも確実に、あの劇場版の中で見えたのは未来だった。

 

ベストアルバムの発売と、それに合わせて行われたTwitterでのST☆RISHの言葉は信じる気持ちに拍車をかけた。彼らがこれからも歌い続けるといった言葉を完全に信じることができた。永遠なんてない、でも彼らが歌い続けたいと言う限り、彼らは歌い続けるのだ。こんなにも嬉しいことがあるか!

 

だから私はうたプリを愛している。アイドルたちのこれまでとこれからをずっと大好きだと心から言える。そんな気持ちを抱えながら、今日という日を迎えた。

 

うたの☆プリンスさまっ♪10周年、おめでとうございます。いつもありがとうございます。ドルチェヴィータ待ってます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!